zeeed2009-08-13

三宅島通過〜
一応、目的があるので。
 
 
 
明け方、三宅島を通過し、御蔵島へ向かう。
御蔵島のイメージと言えば明るくてイルカがいて一緒に泳げる大人の遊園地。
当然イルカと泳ぐ予定だ。
 
が、天気が悪く、波も高い。
雲が御蔵島の上部を隠していてとても不気味に見える。
晴れているとイルカ天国、一緒に遊べる島なのだが。
今日はこの世のものとは思えない恐ろしげな姿だ
 

 
あきらめかけているとイルカ2匹だけ挨拶に来てくれた。
一回ジャンプしてそのままフェードアウト。
サービス少ない!
 
午前中はマリーナで荷物の整理をしたり、釣りをしたり。
熱帯魚のようなのが釣れた。
食べるには小さすぎ。
逃がすけど、釣り針のダメージが大きい魚は死んでしまう。
かわいそうなので3匹つった後、釣り意欲減退。
つくづく釣りは自分にあってないなーと思う。
   

午後は民宿で借りた車で島内一周。
火山ガスで枯れた木々や、溶岩に埋まった学校や民家を見物。
見物っていうと薄情に聞こえるな。
でもここまで来て民宿に泊まるので少しは復興の役に立っている。
と考えよう。
 
テレビで見た光景の実物を見るのはかなり強烈な体験だ。
 
夜は火山島の恩恵である温泉へ。
かなり濃厚な温泉。
色は茶色。湯の花がかなり沢山浮いている。
 
ふと思ったがカメラを持って温泉の写真をとればよかった。]
 

夜は宴会。
というか、宴会は断られたので通常の夕食でビール。
盛り上がる湯艇だったが全員10時前に寝てしまった。
ヨットでは座っているだけだが、荒天だとかなり元気を消費するようだ。
 
夜中に「火山ガス警報です。XX地区の人はガスマスクをするか、避難所へ行ってください」
というようなアナウンスがスピーカーで流れて目が覚めた。
その後、解除のアナウンスもあり、なかなか眠りにくい。
ここに住んでいるひとの苦労がしのばれるな。