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本日はＭさんの葬儀。
家に礼服が３着あったが、どれもサイズが合わない。
ので、ダークスーツを着て自転車で行く。
幡ヶ谷なので自転車で行くほうが近い。
生活スタイルが昭和だな。
斎場でＮ君と合流。
Ｎ君の奥さんのＭさん(文字で書くと混乱するね)と久しぶりに会う。
元気そうで良かった。
　
Ｍさんの宗派は日蓮宗だった。
　
以前は、
「安らかに眠ってください」とか
「ご冥福をお祈りします」
とかいう言葉が思い浮かんだ。
が、いまは違う気がしてる。
　
悲しいし、寂しいのは当然だ。
そしてそれ以外のこともあると思う。
語りだすときりがなさそうなのでやめとこう。
　
お別れの挨拶をした人が言ってた。
最近みんなで集まったとき、Ｍさんが突然「千の風になって」を歌いだしたと。
Ｍさんとはあまり話す時間がなかった。
が、そのときのＭさんの気持ちが自分のことのようにわかる気がする。
死を前にしたとき、人の心の中で視点が変わる気がする。
Ｍさんも同じ感覚だったのではないかと。
　
話は違うが。
かつて自分が死んだ後はお骨を粉末にして蔵王と沖縄の海に撒いてほしい。
と思ってた。
お墓参り代わりに遊びに行ってねと。
が、今は追加でイオンとタリーズとスタバにも撒いてほしいと思う。
迷惑。
　
Ｎ君と一緒にＭさんを火葬場まで見送って帰る。
帰りはＮ君の家に寄った。
斎場から歩いて１５分くらい。
　

マンションの１１階だ。
Ｍさんのランチをご馳走になる。
エスニックな味付けでおいしい。
沢山話したが、とりわけびっくりした話が
　
本町小学校には小学校５年生で転校した。
それまで何回も転校したが、これが最後の転校になった。
転校するとき、父と職員室に行ったらしい。
全然記憶に無い。
聞いても思い出せない。
そのとき、Ｍさんが自分と父を見たそうだ。
そのときの光景をはっきりと覚えていると。
父がすごく印象的とか、かっこよかったとか。
　
すごく不思議な気分。
大きなサイクルがここで完結したな。
　
Ｎ君とＭさんが結婚したことが自分にとってもすごく意味あるような気がする。
世界は不思議に満ちてる。
と感じる。
　
というのもフェイスブックのおかげというのが現代風。
というのも含めて不思議。
　
そういえばＹ田の奥さも高校の同級生だ。
それにも意味が？
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